授業や会議で使用される『黒板』と『ホワイトボード』ですが、どちらを使用するのが良いのでしょうか。
2つを比較してみました。
目次
メリット・デメリット
コスト
黒板の場合に使用するチョークとペンを比べると、チョークのほうが単価も安いし、1本が長く使えます。 また、ペンはキャップを閉め忘れたらすぐに書けなくなってしまいますから、ホワイトボードの方がコストもかかってしまいます。
見やすさ・目の疲れにくさ
黒板は深緑色が人の目に優しく、白い文字が映えて後ろの席に座っている生徒にも見やすくなっています。
ホワイトボードは角度によって、外や蛍光灯の光が映りこんで見づらくなる場合があります。
書きやすさ
書く際には、チョークは粉が手につく、ホワイトボードマーカーはキャップを外すというデメリットがあります。
また、チョークでは、「濃さの調節」、「混色ができる」、「塗りやすい」といったメリットがあります。漢字を書くときに黒板だと「トメ」、「ハネ」、「ハライ」が、きっちり書けるのですが、ホワイトボードだと滑ってしまいます。しかし、ホワイトボードでは、あまり力を入れずに字を書くことができます。
消しやすさ
黒板の場合、こまめに黒板消しを掃除しないといけません。ホワイトボードでは掃除が不要で、きれいに消せます。
衛生面
チョークの粉は炭酸カルシウム(ホタテの貝殻など)でできたものであれば、健康に影響はないそうです。しかし、テレビやパソコンの内部に粉が入り込むと故障の原因になってしまうので注意が必要です。
また、ホワイトボードは黒板を引っ掻いた時の不快な音が出ないので、精神衛生上良いかもしれませんね。
その他の比較
近年では、ホワイトボードに書いた内容をスマホのカメラでスキャンして、印刷できるアプリがあり、とても便利です。
それにホワイトボードは黒板より見た目に高級感があります。
芸術性はどうでしょう。黒板の方が目を引きやすいように思いませんか?

まとめ
黒板とホワイトボードの違いを簡単にまとめてみました。両方とも一長一短ですね。
以上、『黒板 vs ホワイトボード』でした。